知覚過敏について
2024/05/12
こんにちは、大垣市の歯医者 ビバ・スマイル歯科の歯科衛生士の伊藤です。
先日「歯が欠けているところがあるのでみてほしい」
という主訴で来院された患者さんがみえました。
口腔内を見てみると、歯と歯ぐきの境目の所で
歯がえぐれたようになっているところがありました。
これを「くさび状欠損」といい、原因として
1つは歯ブラシで強く磨きすぎてしまい、歯が摩耗してしまっている。
もう1つは歯ぎしりや食いしばりが原因でとしてあげられます。
むし歯ではないので放置されがちですが、
放っておくと削れた部分から歯の神経が過敏に反応し、
しみるといった知覚過敏の症状が出たりします。
欠損が少ない場合はしみ止めの薬を塗布し、
経過をみることもありますが、場合によっては白い樹脂の詰め物をして、
歯の神経への影響を避ける処置をすることもあります。
悪化すると、神経を抜く処置を行う場合もあります。
この機会に一度鏡でお口の中を観察してみてください。
定期的な歯科医院の受診もおすすめします。
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