インプラント
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- 精密検査・診断・治療計画
- レントゲン(CT)検査と模型を使用して骨の状態を確認します。
また、持病の状況(既往歴)の聴取や血液検査など、全身状態の確認も行います。
これにより、インプラント治療の適否を判断し、治療計画を策定します。
通常、インプラント体の骨への埋入と、結合期間後の粘膜貫通部の形成をそれぞれ2回に分けて行います。
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- 人工歯根(インプラント)埋入
- インプラント体には、生体親和性が高いチタン製の金属が使用されます。
手術では、局所麻酔下で歯ぐきを切開し、インプラントをあごの骨に埋め込みます。
その後、歯ぐきを縫合し、インプラントを保護します。
通常、抜歯程度の手術であり、約1週間後には抜糸されます。痛みは、通常、抜歯よりも軽度です。
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- 結合期間
- インプラントと骨が結合するまでには、上あごでは3~6か月、下あごでは3~4か月の治癒期間が必要です。
治療期間は個々の骨質によって異なり、骨を増やす手術(骨造成)が必要な場合はさらに時間がかかります。
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- 粘膜貫通部の形成
- 埋入したインプラントの頭部を露出させ、粘膜の形を整えます。
その後、正確な印象を取り、上下の咬み合わせを決定します。
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- 人工歯の装着と咬み合わせの調整
- 治療後は、定期的な歯科医院でのメンテナンスが重要です。特に、インプラント周囲の粘膜の状態や咬合力に注意を払い、定期健診を受けることが必要です。
インプラントを長期間良好な状態で維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
なお、定期的なメンテナンスが受けられない場合は、インプラント治療をお勧めしていません。
- 術後に痛み、腫れ、感染、内出血に伴う顔面皮膚の変色などが生じる可能性や神経損傷により知覚麻痺が起こる可能性があります
- 薬剤の使用によるアレルギー反応が起こり得る可能性があります
- 治癒期間中に仮歯で強く噛むとインプラントを損傷してしまう可能性があります
- 長期的に使用していくとインプラント体や上部構造に緩みや破損が生じる可能性があります
- お手入れ次第でインプラント周囲粘膜炎・周囲炎が生じる可能性があります
- インプラントの耐久性は天然歯と同じ様に口腔衛生状態により変化します
インプラント治療によって、「楽しい会話ができること」「しっかりと食事が楽しめること」「美しい口元を取り戻すこと」といったことが可能です。
そして何よりも、患者様に自然な笑顔が戻ります。インプラント治療で素敵な笑顔を取り戻しましょう。
インプラント治療とは
インプラント治療は、歯の欠損した部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。
通常インプラントはチタン製で、歯茎の中に埋め込まれ、骨と結合して安定した基盤を提供します。
この方法は、欠損した歯を取り除かずに補うため、周囲の健康な歯を削る必要がなく、自然な見た目と機能を実現します。
インプラント治療は、噛む力を向上させ、話す能力を回復し、歯茎や顎の骨を保護することにも役立ちます。
ドクターからのメッセージ
ドクターの山田宗季です。インプラント治療チームの主任を務めています。
この地域におけるインプラント治療の『砦』として、皆さまの健康を守るため、安全かつ効果的な治療を提供しています。
「インプラント」と言えば「歯科インプラント」を指すことが当たり前となり、国内での認知度も高くなってきました。
私たちは診療にあたるにあたって、『患者さんがなぜ治療が必要になったのか』、『治療を終えた後、ご自身がどんな風になっていたいか』を考えるようにしています。
治療後も安定した状態が維持できるよう、その原因を突き詰めて、お悩みを一緒に解決できれば幸いです。
最後に、インプラントにはdrawbackがある点に目を背けてはなりません。
インプラント治療は、『施術が終わったら万事OK・未来永劫全くトラブルなし』というわけにはいきません。汚れも付きますし、固定されたインプラントのネジも緩むものです。
『治療をしたら終わり」ではなく、長い目で見て、『治療を受けてよかったな』と思っていただけるように、チーム一丸となり、治療に当たらせていただきます。
私のインプラント治療への思い
「インプラント」と言えば「歯科インプラント」を指すことが当たり前となり、国内での認知度も高くなってきました。それだけ身近なものとなった反面、最近は「持病がある」という理由や、「痛みや不安のために治療を躊躇される」という方が、少なからずいらっしゃるのも事実です。私は総合病院での研修や歯科麻酔科での研修を生かして、そのような方にも安心して、治療を受けていただけるように、日々取り組んでいます。
私たちは診療にあたるにあたって、『患者さんがなぜ治療が必要になったのか』、『治療を終えた後、ご自身がどんな風になっていたいか』を考えるようにしています。治療後も安定した状態が維持できるよう、その原因を突き詰めて、お悩みを一緒に解決できるように注力しています。
最後に、インプラントにはdrawbackがある点に目を背けてはなりません。インプラント治療は、『施術が終わったら万事OK・未来永劫全くトラブルなし』というわけにはいきません。汚れも付きますし、固定されたネジも緩むものです。『治療をしたら終わり」ではなく、長い目で見て、『治療を受けてよかったな』と思っていただけるように、チーム一丸となり、治療に当たらせていただきます。
これまで国内外の研修に積極的に参加し、これまで多くの先生との出会いがありました。私はまだまだ未熟者はございますですが、同世代の先生には追いつけ・追い越せの精神で、多くのトレーニングを積んできました。将来は、私に教えを説いていただいた先生方のように、地域のインプラント治療の『砦』として、皆さんのお役に立ちたいと思っています。よろしくお願いします。
私は、垂井町育ちです。垂井町は岐阜県の西側の滋賀県よりに位置する町で、規模的には電車が30分に1本出るくらいの地方都市です。天下分け目の合戦や大雪で新幹線がよく止まることで有名な関ヶ原の隣町に位置しています。
自分のモットーは「しない・しなかった後悔がないようにする」、座右の銘は「人事天命」です。私は2012年に大学卒業後、歯科医師になり、総合病院での研修を終え、2016年より当院で勤務しています。
ビバ・スマイル歯科のインプラント治療
豊富な実績
当院のインプラント治療は年間50件以上の実績があります。
東京都の統計によると、一般的な歯科医院の中でも、当院の治療実績は水準以上であり、症例数も多いと評価されます。
インプラント各種メーカーの取り扱い実績もありますので、やり直しにも対応しております。
安心して治療を受けられる環境
当院ではまず歯周病を治療し、咬み合わせなども総合的に評価します。そして、「本当にインプラント治療が必要かどうか」、「治療が可能かどうか」を慎重に検討し、適切な治療を提案しています。
さらに、安心・安全な治療を行うために歯科用CTを導入し、専用のオペ室を設け、高度な環境を整えています。
また、ガイド手術やデジタル技術を活用した補綴物の製作など、最新の治療法も取り入れています。
当院は静脈内鎮静法に対応しておりますので、歯科麻酔専門医が立ち合い、術中の痛みが少ない手術が可能です。
インプラント治療のメリット
失った部分にのみインプラントを埋入するため、健康な歯を削る必要がない。
自然な見た目と噛み心地を実現できる。
インプラント治療のデメリット
治療期間が他の治療法に比べて長い。
保険治療が適応されない。
インプラント埋入に手術が必要。
インプラントを維持するためには定期的なメンテナンスが必要。
定期的なメンテナンス
インプラント治療の終了後は、もうすべてが完璧で何の問題もない…というわけではありません。汚れが付着することや、固定されたインプラントのネジが緩む可能性もあります。
治療が終わったからといって、それで終わりではなく、将来的にも満足していただけるような治療を提供するために、定期的にメンテナンスに来ていただきます。インプラント治療後のメンテナンスは非常に重要です。
当院では、患者様の状況やライフスタイルに合わせて、適切なメンテナンススケジュールを提案し、ご家庭でのケアについても丁寧に指導します。
メンテナンスを通じて、長期間にわたって快適な笑顔を保つことができるよう、患者様の健康をサポートします。
インプラント治療の流れ
インプラント治療の概要
治療期間 |
3~9ヶ月(※状態・本数によって変わります) |
治療回数 |
5~10回(※状態・本数によって変わります) |
費用 |
(※症状によって金額は変わります) |
リスク・副作用 |
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