歯を失った方へ

歯を失うと…



歯を1本でも失うと、口腔内にさまざまな悪影響が生じる可能性があります。そのリスクは以下のようなものが挙げられます。

噛む力の低下
歯が欠損すると、噛む力が低下し、食事を摂取する際に問題が生じる可能性があります。
これにより、栄養摂取が不十分になり、全身の健康に影響を及ぼす恐れがあります。




隣接する歯の移動
欠損した部位に隣接する歯が移動し、歯列のバランスが崩れる可能性があります。
これにより、咬合の不安定さや歯並びの悪化が生じる恐れがあります。




歯周病やむし歯のリスクの増加
欠損した部位は、食べかすや細菌がたまりやすくなります。
その結果、歯周病やむし歯のリスクが増加し、口腔内の健康が損なわれる可能性があります。




顎関節の問題
歯の欠損により咬合が不安定になると、顎関節に負担がかかり、顎関節症などの問題が引き起こされる可能性があります。




言語の問題
特定の音を発音するためには、歯が必要です。
歯を失うことで言語の発音に問題が生じる可能性があります。




これらのリスクを最小限に抑えるためには、歯の欠損部位に適切な治療を行い、欠損した歯を補うことが重要です。

 

歯を失った場合の治療法

歯を失った場合の治療法として、インプラント治療やブリッジ治療、そして入れ歯治療があります。

インプラント



特徴
人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に歯を取り付ける方法です。
自然な見た目と噛む力の回復に優れています。

メリット
持続性が高く、周囲の歯に影響を与えず、自然な噛む感覚を提供します。

注意点
骨の状態や全身の健康状態を考慮する必要があります。

 

ブリッジ



特徴
欠損した歯を支えるために、隣接する歯に取り付けられる補綴物です。
比較的簡単な手術で、歯の機能と美しさを回復させることができます。

メリット
手軽に装着でき、歯の機能と美しさを回復できます。

注意点
隣接歯への影響があるため、隣接歯に負担をかける可能性があります。

 

入れ歯



特徴
取り外し可能な歯の代替物で、欠損箇所を補うために使用されます。
比較的低コストで手軽に取り扱えます。

メリット
手軽に装着でき、低コストであるため、費用の面で優れています。

注意点
固定歯と比べて安定性が低いため、食事中や口腔内の動きで移動することがあります。

 

治療方法の選択は、患者様の個々の状況やニーズによって異なります。
歯科医師との相談を通じて、最適な治療方法を選択することが重要です。

 

インプラント・ ブリッジ・入れ歯　比較

項目	インプラント	ブリッジ	入れ歯
見た目	◎	○	△
使い心地	◎	○	△
嚙みやすさ	◎	○	△
管理のしやすさ	○	△	◎
長持ちするか	◎	○	△
周りの歯への影響	◎（なし）	△（あり）	○（少しあり）
治療期間	△（長い）	◎（短い）	◎（短い）
治療費用	△（高い）	○（ものによる）	○（ものによる）

歯を失った場合、早めの治療と適切な選択肢の検討が重要です。
ビバ・スマイル歯科では、患者様ひとりひとりに最適な治療方法を見つけるお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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